ツッコミというコミュニケーション技法
今回は個人ブログなのでフランクに行かさせてもらいます。
最近はカラダの疲れを取る人になっていますが、今日は趣向を変えて、脳ミソをこうしたらもうちょっと楽しく生活できるんじゃないの?ってことを提案させていただきます。
まず、ワタクシの説明をさしてもらいますと。
オカンが大阪の人で父は東京出身者です。見合い結婚で二人は東京で暮らしています。
そこに一粒種のワタクシ博人が生まれてきまして、大阪文化と東京文化のダブルスタンダードで
生きてきました。
学生時代は大阪の乗り100%隠してましたよ。絶対いじめられるでしょ。ってだからといってなんもエピソードはないんですけど。
という事情がありながら
結論から言わさせてもらいますと、「ツッコミ」って素晴らしい会話の潤滑油になるってことです。
村田さんていう和歌山出身の人と話すとですね、彼は真面目な顔してめちゃくちゃボケてくるんですね。
こちらはツッコミますよね。村田さん顔が嬉しそうなんです。嬉しい顔するからこっちも調子に乗ってガンガンいくんですけど これ、端からみたらいじり=いじめじゃないんですよ。だって、発信は村田さんなんだから。
関西の乗りを分かっている方だからメチャクチャ盛り上がるんですよ!!
こういう事を日常に少しでも取り入れると東京砂漠も楽しく生活できますよという話。
でここでいうツッコミというのは大阪の漫才師がいう「なんでやねん!」とか「アホか!」
のような単純な言葉のスレーズの連呼ではなく、
「たとえ話し」や「細部のディティール」「俯瞰」「風刺」などを交えてボケから来たパスに畳み掛ける
ような一言を指します。
爆笑問題 太田もいってます。(大阪の芸人でなく)
「例えば爆笑問題の場合、僕がギャグを言うわけです。
それで彼(田中)は、常識的な事を言うんですよね。
「そんな訳ないだろ!」と。
ツッコミの奴は笑わせないでしょ?
でも実はよーく見てて下さい、漫才。
ツッコミが言った瞬間にお客さんが笑うんです。
ツッコミが笑わしてるんですよ、漫才っていうのは。
だから、お客さんにとってはなんだよ、そんな当たり前のこといってつまんないなぁ、っていう役割をこの人たちは担っているんです。
でも、このボケの人を悪い人じゃないんですよ、ってことを同時に言わなきゃなんない。
これをやるにはね、よっぽどの優しさがないとできないんです。
ツッコミっていうのは優しい人間じゃないとできないんです。
(略)
俺はこの人(名倉)は日本一のツッコミだと思っているから、っていうことはイコール日本一優しいってことですよ。」
(名倉て、相方変わってるし)
この文書からも解るようにツッコミって優しさなんですよ。
逆にツッコまないってことはその人に感心が無いヒドイ人、自分の話しだけしたい自分勝手な人なんです。
(ワタクシも2個ほどツッコミ入れてますけど、お分かりですよね)
この誤解は声を大きく言わさせてもらうと、ツッコミ=意地悪とか、嫌な人ってイメージを持つ人がまだまだいます。
ちゃいまっせ、あなたのボケを拾って説明しているんですよ!と強調したい!!!
あからさまに嫌な顔する人いるんですが、あれもうこっちはゲンナリです。乗りわる!ってなる。
楽しく話そうってしてるのにブレーキですわ。
で東京の人ってワシも東京の人なんですけど、妙に真面目すぎますよ。
のりしろを使ってもうちょっと遊んでもいいんじゃないですかね。
余裕というもの。ワタクシの頭の中で連呼しています。『真面目か!!!』
話しかわりますが、ツッコミを覚えたら次のステップ 「乗りツッコミ」が待っています。これできたら免許皆伝です。
時間が無くなってきました。明日朝活出ないとならないので今日はこの辺でおしまいにします。最後までお付き合いありがとうございます。
実技はまたの機会で、もしくはワタクシと対面したときにでも。(人見ますからガンガン行けそうな人にしかいきませんが)
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