最近
オークション地獄にはまりまして。抜け出せない。
洋服についてこんな記事をみつけまして
二十代の終わりシアトルのアウトドア用品の店で僕はナイフを
買おうとした。「ナイフは後日にして今の君は靴下を買え」
と、アメリカのガンコ爺を絵に描いたような店主が僕を論した。
靴下を買えとは、お前の服装は何からなにまでなっていない、ということだ。
だから僕はまずトレッキングシューズとそれに最適の靴下を買った。
次の日はズボンとシャツ、そして下着を手に入れさらに次の日には
野宿をしても不安のないような作りのジャケットを買った。
靴底のしっかりした感触と靴下の融合感から始まってジャケットの肩幅の
絶妙なフィット感にいたるまで、その店で買った服で身を固めると自分は
まるで生まれ変わったようであり、それ以来ずっと今日にいたるも服を買う
時はあの店主の顔と声を思い出すことにしている。
最後にナイフを買ったとき「君のソウルは君のその体の中にある。そしてその体は
着ている服に預けるんだ。だから服はおろそかにしてはいけない、慎重に選べ」と
彼は言った。名言ではないか。
じぶんの魂を預ける服。ないんだよ、これが。腹が立つほどそのような服がない。
着るほうは魂預けるのだから作るほうも魂の宿った服を作って欲しい。正しいギヴ
アンドテイクとはそういう事なのだが、これがまったく出来ていず、
どうでもいいようなつまらない主観をいくつもくっつけた服ばかりが
次々あらわれる。
うわーお、すごい熱のこもった記事ですね。
人は見た目が9割と云われるくらいですから、おろそかに出来ません。
皮膚の延長線上ですから人となりが出ます。
ワタクシは服になにを求めますかね?
んー、自分らしさというスタイルの追求 と 自分の思う定番というのもの探求
という感じですかね。
金銭面ではまったく余裕がないのでいかに低コストでハイパフォーマンスを
かもしだすかが肝であります。拝金主義ではありません。
でこのベスト古着屋で390円。(グレーのスーツの時やジーパンにも合います)
そして参考とする具体的な人物はやはりミュージシャン等があげられます。
セルジュゲンズブールであったりポールウェラー。(ワタクシのスーツが全てモッズスーツ
なのはこの人の影響も)
ウォホールやピカソ、ヘミングウェイのシマシマも参考になりますね。
映画のスター達もいいね。
例えば
スティーブマックィーンやマットディロンですか自分にはない無骨さに惹かれます。
パティスミスもカッコイイなぁ
あ、ヴィンセントギャロ忘れてた。
そういったことに影響されながら
ワタクシという日常に紛れている、息を潜んでいる。時間軸を飛び越え昇華する。
なかなかロマンチックでしょ。フフッ。
この手の考えは時間を忘れてしまいます。そろそろ床に付きましょう。