図書館で借りている本の中で「ささやか」というキーワードでいい一文があったので紹介します。
高山なおみ「記憶のスパイス」で
子供は学校で遊び、学び、放課後の子供社会で精いっぱいの自分でやりくりし
親は外社会の荒波にもまれながらも、自分を見失わないようにと両足を強く踏ん張り、
身を粉にして働く。そして我が家に帰り、家族というかけがえのないいのちと食卓を
囲み、安らぎと平和、うまいものを味わう。しあわせとはこんなささやかな日々の中
に、静かにぽわんと生まれ、一人ひとりの明日の糧になっていく。
すばらしい文章ですね。ワタクシのキーワードに「ささやか」が追加されました。