実際、会った事も無く
名前も知らない人でも忘れる事なく頭の片隅で覚えている人。
見えないところで誰もが繋がっている感覚が「忘れえぬ人」。
昔TVで、外国人が無人島で暮らしゲーム等で最後の一人に
勝ち残ったら賞金が貰えるという企画の日本版がありました。
老若男女いろいろな人が参加していて駆け引きや
派閥争いで10人くらいに絞られてきた頃、
次明らかに落とされるであろう女の子がいましたが
50歳代の一人のおっちゃんが次は自分がとリタイアを申し出ました。
理由は若い人にチャンスをあげたいということでした。
見ていた自分は「えー!」なんで?と思いました。
今までの流れでは我先にゲームに勝ち残り最後の一人に
人を蹴落としてでも残ろうとしているのに
このおっちゃんは自らリタイアを選択。
あーこういう人もいるんだなぁと。
あと自分が培った経験や知識を惜しみなく次の世代にお金(公演料)や
見返りを受け取るわけでなく無償で(無給料)で提供してくれる
ありがたい人もいる。その逆にいつまでもぶらさがっている人もいる。
これをみてこういう引き際の綺麗な人になりたいなと思いました。
PS、老人べっ視ではないんですけど若者たちのあとが
かなりの数でつかえてますんでそこ早く、どいてください。
落語でいうところの「ご隠居」というステージに上がってください。