「よつ葉堂」思考の憩いの場として

「100歳まで健康寿命」会社員をしながら健康に関する『カラダ』『ココロ』の幸福感UPする思考法を広めていきたいです♪

「どこにもないもの」

暮らしの手帖に載っている松浦弥太郎のコラムは
毎号の楽しみの一つです。


子供のころ風邪で休んだとき学校の先生が九官鳥を
もってきてくれる話は先生の気使いが伝わって
癒された感じがします。


「昔の記憶というのは本当に取り留めのないもので
時を経てから心の中で消えたり現れたりを繰り返しては
せわしい毎日の僕の歩みを止めてみたりする。
ちょっと立ち止まり、ぼんやり一休みさせてくれる
冷めた心をあたため直してくれる、どこにもないものが
そこにあるような気がして、ささやかで小さなしあわせをじんわりと抱くのだ。


なぜしあわせなのか。それは記憶の中にある誰も知らない
ありし日の自分に、ふと再会できるからだと思う。
それはどこにもないような宝物のような気がしてならない」