「よつ葉堂」思考の憩いの場として

「100歳まで健康寿命」会社員をしながら健康に関する『カラダ』『ココロ』の幸福感UPする思考法を広めていきたいです♪

漫画「3月のライオン」自分なり名場面

その一
二巻ラストの桐山君の叫び
主人公、桐山君の勝ちたいという気持ちと対戦相手の個々の事情(マンガ中のストーリー性)が対立する。
それを俯瞰でこの物語を描く羽海野チカのまなざしがワタクシの心を揺さぶった。さらに怖さを感じた。


その二
四巻 宗谷名人と島田9段、対局のくだり
島田9段が宗谷名人を「ウサギとカメ」で例えます。
宗谷の天才ぶりに島田自身の「努力しなくていい」理由にはならないとつぶやく。逆も言えると思います。他人がサボったり、手を抜いたとしても自分が努力しなくていい理由にはならない。


「ウサギとカメってあるじゃん?あれのウサギのもっと上の鳥」
「宗谷見てると自分はカメな気がしてくる」
「卑下しているわけじゃなくてイメージな?」
「で、参るのがウサギは過信して自滅してくれるけど」
「宗谷は天才と呼ばれる人間の御他聞にも漏れずサボらない」
「どんなに登りつめても決して緩まず自分を過信する事がない」
「だから差は縮まらない、縮まらないからといっておれが進まない理由にならん」
「抜けないってことが明らかだからって俺が努力しなくていいことにはならない」