「よつ葉堂」思考の憩いの場として

「100歳まで健康寿命」会社員をしながら健康に関する『カラダ』『ココロ』の幸福感UPする思考法を広めていきたいです♪

ガネーシャ

「つまり大きな欲をもっているいうんは大きく欠けている
いうことや。足りないと感じている部分が大きい、いうこと
やな。そやから、例えばでっかくて豪華な家を手に入れることで満たされる
いうんは、その家が入る分だけ自分の中にポッカリと欠けてる部分が
あるっちゅうことや。それだけ足りてないてことなんや」
「そういうふうに足りない足りないて思えば思うほど、家も金も自分から
逃げていくんや。皮肉なことやろ」
「そやからこそ、足りない、足りてないて思えば思うほど、足りない
状態から逃れる事はできへんのや。欲しがれば欲しがるほど、欲しい
もんは逃げていくんや。自分が満たされてへんと、人を喜ばせる
ことはできへん。人に与えることができへんのや」
「おおきにや」
「そや。おおきにて感謝することや」
「自分も一度はいわれた事あるやろ。子供の頃、親から先生から
感謝しなさい、感謝しなさいて教えられたやろ。そのたんびに反発したと
思うんや。なんで感謝なんかせなあかんのや。みんな自分の欲にしたがって
自分の為に生きとる。わざわざ感謝する必要なんかあるんか。そう思たろ。
それは悪いことやない。自然なことや。わし、前に言うたやろ。人は自分勝手や。
エゴイストとして生まれるんや。だからそういう教えに反発するのも
自然なことなんや。でも、自分が本当に満たされたい、豊かになりたい
欲しいものを手に入れたいずっとずっとそうしていきたい思たら、
変わらなあかん。自分の中に足りんと感じてることがあって
そこを何かで埋めようとするんやのうて、自分は充分に満たされている、
自分は幸せやから、他人の中に足りていないことを見つけて
そこに愛を注いでやる。この状態になってこそ自分が欲しいと思っていた
お金や名声、それら全てのものが手に入るんや。だってそやろ?
自分らはお金も名声も地位も名誉も自分で手に入れてる思てるかも分からんけど
ちゃうで。むしろ逆やで。お金は他人がお前にくれるもんやろ。名声は
他人がお前を認めたからくれるもんやろ。全部他人がお前に与えて
くれるもんなんや」
「蛇口ひねったら当たり前のように水出て
ボタン押すだけで当たり前のように部屋明るくなって
どれだけ離れとっても電話一つで当たり前のように話が出来る
そんな世の中は自分らにとって当たり前やろうだけど、でもな、
そんな当たり前手に入れるために、エンジンもカーネギーもフォードもベルも
シャネルも幸ちゃんも宗ちゃんも、昔の人らみんな頑張ったんやで」
「身の周りにあるモノ、友達、恋人、親、日々会う人、動物、
空気や水、緑、それもこれも全部自分が生きるために存在してくれてる
もんや。当たり前のようにそこにあるけど、ほんまは有難いもんなんや」