「斧を湖におとしてしまった。アレが無いと仕事ができないよ」
「湖の上を歩いてくる人がいる」
「私は神だ。お前が落としたのはこの大地を切り裂くパルカスの斧か」
「違います。僕、普通の斧落としたんです」
「ではお前が落としたのはその昔我々がガルファンを殺めた時に使ったこの
シルバネスの斧か」
「違います。普通のですわ」
「では、私の用事は済んだ。」
「ちょっとどこいくねん。仕事できません。普通の下さい」
「ガルファン何とかのそれそれください」
「ではおまえにこのシルバネスの斧を授けよう」
「おもたこれ、指挟まったいたい、いたい」
「わたしだ」
「おまえだったのか」
「大事なものを勝手に持ち出すな」
「悪いとは思っている」
「その昔我々神がガルファンを殺める時に使った斧」
