課外授業 ようこそ先輩
で森永卓郎が子供のころに見た型屋のはなしをしていた。
型屋では、まず動物の形をした型と型に入れる粘土と粘土に塗る色粉が売られていて
初期投資として自分のこずかいで型や粘土を買い、出来た動物の形をした粘土を
これは何々円の価値があるといっておっちゃんが金券をくれる。
この金券で値段のはる型や色粉が交換できる。値段の高い型であればあるほど
高い金券をおっちゃんが交換してくれる。
おっちゃんのさじ加減一つで粘土の価値が乱降下する。
ある日バブルを起こしおっちゃんは高額な金券を子供たちに大判振る舞いした。
次の日、我さきにと子供たちが自分の粘土を買ってもらおうと型屋のおっちゃんを
探したがいつもの場所にいない。
おっちゃんがいなければ金券はただの紙切れ。
大人の世界にもこんなことはよくありますね。
「お金」のはなしがこんなに分かりやすいTVはひさびさだ。
ものの価値とは?