松浦弥太郎の「今日もていねいに」は、いい本だぁ。
前出の九官鳥の話も(メジロだった)こころ温まるはなしだし。
「いったい自分はどれだけの荷物を持てるかキャパシティを知っておくことは
とても大事です。
たとえばひとつづきあいの量、所有するものの量、仕事の量。
仕事のついても同様で自分を決して壊れない機械のようにあつかってはいけません。
自分には1500CCのエンジンしかないのに2000CCと同じスピードがでると
思ってやれば心も体も無理を重ねて病気になってしまいます。
会社や人を責めるまえにキャパシティを把握して自己管理できていたかどうか
もう一度確認する必要はないでしょうか?
そもそも人は求められる生き物です。
会社はたくさんの仕事を求めてきます。家族やさまざまな人間関係も役割を
求めてきます。
それにどう応えるか、応えないか。
正しい判断をすることが自分の暮らしと相手を守ることになります。
日ごろから自分を観察し自分のデザインを知っておきましょう。
そうすればキャパシティもわかり無理をすることもなくなります。
自分の体のデザインや能力のデザインを冷静に観察しきちんと理解しておくのです。」
「自分をデザイン」いい響きだなぁ。