「よつ葉堂」思考の憩いの場として

「100歳まで健康寿命」会社員をしながら健康に関する『カラダ』『ココロ』の幸福感UPする思考法を広めていきたいです♪

ecocolo 小泉今日子

今月号のエココロの映画「毎日かあさん」のインタビューが心を打ったので
書いておこう。小泉今日子西原理恵子すげえな。


Q 結婚、離婚、そして復縁。サイバラ夫婦の関係はふくざつですね。

小泉「結局、結婚するってこういうことなんじゃないかな。サイバラとカモシダも離婚したわけだけれど、例えばカモシダが別の人を見つけて幸せにやっていたら彼女は何処か遠くで「ああよかった」って胸を撫で下ろしていたと思います。
でも、そうはならなかった。お互い、長い人生を生きていくうえで体を壊したり、トラブルに見舞われたりということもあるでしょう。私もそうすると思うけど、その時、相手の周りに誰もいないという状況だったら「自分が行くしかない」って思いますよね。

Q西原さんは「一度好きになった人を嫌いになるのは難しい」と書かれてますがそういうことなのでしょうか。

小泉「結婚する、家族になる。自分以外の他人とかかわってそれ相応の覚悟が必要だと思うんです。「好き」で結婚して「きらい」で離婚する、そんなお手軽なもんじゃない。あいての両親や親戚、健康状態とか、普通の恋人同士なら知らなくていいような面倒な事まで引き受けるわけだから。そういう意味でサイバラがカモシダを再度、受け入れたことはとても自然なことだと思うんですが。もしカモシダのようなパートナーに対して後悔の念を抱いてしまったら、それは彼を選んだ時のじぶんの選択を悔やむということ。結婚も離婚も自分が選ぶことなんだから、悔やまないために覚悟が必要ですね。私自身、離婚したけれど結婚した事自体はよかったと思うし。離婚という結果になったとしてもそこで何かを学んでくればいいわけです。

Q西原がついに離婚届を突きつけるシーンがあります。あのタイミングについてはどう思われます?

小泉「あれも優しさですよね。サイバラの。きっと彼女はもうちょっと待てたと思うんだけど、あの時点で「待っている」と言ってしまったらカモシダは帰ってこられなかったでしょう。あの後、家に帰った彼女は人知れず涙を流したと思うんです。だって嫌いじゃないし、見捨ててもいない。あそこで優しい言葉をかけてあげたら自分の気持ちは楽になるけど、あえて突き放す。それも女の優しさなんです。」


男と女ってなんだろうな?夫婦とは?絆とは?