パーリ語で怒りという言葉がいくつもあるそうで
ウパナヒーは
怨みです。いったん怒りが始まったらなかなか消えない何日でも何ヶ月でも一緒でも続くことです。
マッキーは
軽視する性格だそうです。いつでも自分のことを高く評価して他人のよいところを軽視してみる性格です。人の才能、能力、美貌、体力などの長所を認めたくなくて何か言いがかりをつけて軽視するのです。これも怒りです。
パラーシーは
張り合うことです。他人と協調して仲良く生きることができない。いつも他人と競争して倒そうとする気持ちで他人に打ち勝つ気持ちで生きている。周りの人に対して挑戦的なので結果として張り合うことになるのです。これも怒りです。
イッスキーとは
嫉妬のことです。他人の良いところを認めない気持ちですが、そのエネルギーを自分の内心に向けて暗くなるのです。
マッチャリーは
物惜しみです。俗に言うケチということです。
ケチであれば欲張ることではないかと思われますが、本当は違います。自分が持っているものうを他人も使用して喜ぶのが嫌なのです。分かち合ってみんなで楽しみましょうという性格ではないのです。ですから暗い性格をです。したがって物惜しみは怒りです。
ドゥッベチャは
反抗的ということです。いつまでも人は完璧にはならないものです。だから我々は他人から学んで他人の指導を受けて成長しなくてはなりません他人から学べことは死ぬまでやらなくてはならないことです。
クックッチャは
後悔です。後悔するのはカッコイイことのように勘違いしているのです。反省とは違います。過去の失敗、過ちを思い出して悩むことです。かなり暗い性格です。性質の悪い怒りです。
ビャーパーダは
激しい怒りです。異常な怒りという意味です。