Big issue東京事務所に見学に行ってきました。
通された部屋で早速ワークショップ形式のビッグイッシューとは?が始まりました。
カフカの階段のイラストを用い、今の状態から何を失い野宿の状態まで落ちていくのかを司会の方とみんなで考えながらカッコの中を埋めていきました。
野宿の状態から元の状態に戻るためには凄まじい高いハードルがそびえ立ち、それは何を指すのかが第二問になります。
厚生労働省のホームレスの定義というものがありまして、「公共の場でゆえなく外で住んでいる人」(日本)13124人
(イギリス)は28日以内に家を失う可能性のあるもの 1768人
イギリスは定義が広域で(その他諸事情も DVで仕方なく逃げている人等も含まれる)この数。
日本は狭域で9倍。しかも人数の把握は目視だそうです。見た感じでホームレスと感じなければ見過ごされているそうです。だから実際若年層が増えていても数字上は反映されず対応が受けられない。受け皿がない。(目視ってなんやねん)
行政批判 入りました。
ですので日本のホームレスは見えてない部分を含めると数の十倍になると言われています。
あと、年齢と期間の問題(若年層が増え期間が長くなっている)などなど
ホームレスを一つ取り上げてもいろいろな問題があるんだそうです。
でそういう問題に立ち向かうのが「ビッグイッシュー」になるわけです。
質の高い雑誌を発行し、上記イラストの高いハードルを一段一段乗り越える階段になりたいと熱く語っていました。
もう一ついいところはただの寄付ではないということです。経済活動の一旦でホームレスを支援するいいシステムだと思います。
まとめ
最初は困っている人がいるのであればなにかできないか?という小さい種の様なものを失くさないようにすぐに出来る事はと考えていましたらビッグイッシューを買うことでした。(震災後に被災地へはまだ行けていませんがなにかにつなげればと思います)
ホームレスというのは、なまけものがなるんだと思っていて助ける必要がないと誰かの意見をそのまま鵜呑みして考える事を拒否していました。
実態をみると全然違っていて、再チャレンジがしずらい日本という国の閉塞感を象徴している現象ではないかと感じました。
であるから興味を持ち買い続けビッグイシューの中の人に会いに行き、新しい発見と事実を実感し今後に活かしていきたいです。
ホームレスになってしまった方が口々にいうことがあるらしいです
それは「まさか、自分が!」です。
みなさんも自分には関係ない、ドロップアウトしたからとかという認識は浅い認識です。
いきなりメールで連絡をしたにもかかわらず温かく受け入れてくださったビックイッシュー東京事務所の方々、イベントに参加してくださった皆さんありがとうございます。