「よつ葉堂」思考の憩いの場として

「100歳まで健康寿命」会社員をしながら健康に関する『カラダ』『ココロ』の幸福感UPする思考法を広めていきたいです♪

ドラマ「鈴木先生」まとめ その1

精神科医斉藤環氏がインタビューで答えていた記載。
「理屈は云うけど情もある(オタクとヤンキーの両方の資質を持った人種)
理屈民族のハイブリッド種が鈴木先生であろう」

理屈民族ハイブリッド種をめざす為にもこのまとめを書いてみよう。



概要 中学教師の鈴木先生。二年生のクラス替えを期にふつうの真面目な生徒による心の革命を起こしてみようと考えていた。クラスで起こる、人から見たら小さな事件が鈴木先生によりなんとか解決し段々とクラスが一つになっていく。



鈴木先生」に惹かれるところ。(箇条書き)
理屈+妄想人種ってところにグッときた。
洋服や部屋のセットが変にコジャレてなくリアルさが醸しだされている。
キャスティングの巧みさや。先生役、長谷川博巳(カッコイイ!!これ重要)しかり小川蘇美しかり。
時折、ウルトラセブンみたいになるところ(鈴先の妄想部分)


「バタフライナイフ事件」
生徒の一人籐山君が学校にバタフライナイフを持ってきた。
そのバタフライナイフで2つの事件が起こる。一ヶ目の犯人は藤山君。二ヶ目は他の三年生の人。
ここで学べることは多数決という雰囲気に飲み込まれ、空気に流されるという愚かさ。と、証拠も無く人を断罪するべからず。ということ
二つの事件は安易に並列にされるところであったが、スペシャルファクターの生徒「小川蘇美」だけがそれを見抜いていた。


「教育的指導」
男子生徒 岬君。クラスメイトの妹(小四)と肉体的関係があったことが親にバレ、鈴木先生が指導をせざるをえなくなる。
きっかけは純粋な惹かれあう2人の恋。その結果として性行為にいってしまった。 性行為の初年齢については?

この淡い純粋な小さな恋は2人の秘密としてはぐくまれるのが理想だった。

結論 SEXの許される年齢は実年齢ではなく精神年齢ではないのか?

中学生と小学生の性交については。精神年齢が低いもの同士がSEXをやる資格の無い子供だった。だから岬君は反省をしなくてはならない。



「酢豚事件」
給食に出る酢豚の残飯の量の多さに廃止のプリントが配られる。
生徒の一人樺山が無くなることで一人、悲しい思いをしていた。鈴木先生は一旦、酢豚に関して全生徒にアンケートをとり考察してみようと提案する。


で、今の教育の範囲では嫌いな給食を無理やり強制させる事はできない。
一人の生徒の酢豚が消えていく寂しさを、せめて他の生徒達に印象付けるしか私達教師にはすべがない。

嫌いなものがあることで他人や社会につらい思いをさせていることのもどかしさ、このことを直視するのにはあまりにも参る。
自分の弱さが原因で他者を傷つけていることを突きつけられたら、ほとんどの人間は爆発してしまう。悲しいかなこれも事実。


「ゲリミソ事件」
生徒、出水君の給食での態度が問題となる。
左手を机の上に出して添えるという作法に関して出水君はこだわっていた。
そのことを他のクラスメイトに注意する事で「心せまい」といわれてしまうかもしれない。それを恐れ、出水君なりの抵抗を給食の時間で問題行動として反発していた。

真面目な子ほどバカをみる。

後日、出水本人や親御さんに話を聞き鈴木先生は熟考を重ねる。

実は鈴木先生の学生時代にも恋人に左手を添えようと注意したら「心せまい」とバカにされた経緯があった。この事件は鈴木先生自身の心の傷でもあった。

そして、この場合デリケートな問題のため、自由な討論は最良とは思えない。礼儀とは生徒一人一人の家庭の価値観までも背負い持ち込まなくてはならない。相手を打ち負かしたり、罵ることでは意味が無い。教育とは「折にふれ」ではないか?という結論に鈴木先生はいたる。学活ではそのことを告げ、生徒一人一人の心の中で考える時間を与えた。




第二話なんて「酢豚事件」と「ゲリミソ事件」が一緒の回なんです。すごいでしょ。あーなんていいドラマなんだ。




一旦区切ります。残りは「公園での課外授業」と「鈴木裁判」です。