例えば斉藤一人というと人がいて、図書館でたまに本を借りて読んでみたりする。
「あーこういう人もいるんだ。面白いな」と愉しんで、あとがきに載っているその人の会社の社員や懇意にしている人のコメントを読むと違和感がある。
構図が教祖と信者になってしまって斉藤さんのただの受け売りで愉しんだ本がせっかくの50%割引きになってしまっている。
師弟関係というのは絶対必要なものではあるが同じ本に載せるのは万策ではなかったなと感じた。
教える人と教えてもらう人の問題は「先生と生徒」「上司と部下」が依存関係におちいってしまっているのではないか?ということ。
内田樹の本で読んだが、部下の成長を望んでいるが自分を超えると嫉妬に変化してしまう。(なんという愚の骨頂であるか)
一人立ちをなぜ祝福できないのか?
教えてもらう人もいつまでも依存していないで、栄養素を取り入れ自分というフィルターを通すと違うものが出てくる。これが個性?なのかな。
教えを請おうてもなんかキャラが立ってしまう。これを「業」とよんでもいいんではないのでしょうか?